2008年9月19日金曜日

リニア計画は着々と

リニア中央新幹線計画の前倒しや南アルプストンネルの調査が順調であるとのことで、
テーマとして取り扱いつつもリニアなんてまだまだ先のことだろと思っていましたがだんだんと現実味を帯びてきました。

また成田-羽田間に新たに高速鉄道をという話も出始めているようで、ならば品川-名古屋間を走る計画のリニアを成田まで延ばしてもいいんでは?なんて個人的には思っています。

日本の玄関口である成田や羽田エリアと富士山を始めとした多くの観光地を持つ山梨県としては
日本に来る外国人の方々に、世界最速列車に乗って富士山を始めとして山梨県を楽しんでもらうといった外国人観光への発展も期待出来るのではないかなんて感じています。

そうなると富士山により近い都留市に駅を設けることも適切か?とも思えますが
現在の東海道新幹線の代わりとなる訳ですからビジネスユースを考えないわけにはいきません。
また、東名高速(第二)と中央道を結ぶことになる中部横断道を計画している以上、中京エリアと関東エリアを結ぶことが出来る物流の拠点としての工場の誘致などを見据え、将来の経済効果などを考えると個人的には甲府南エリアが適切かなと思います。

ここからはさらに個人的な意見となってしまうのですが、リニアはどこまでコースが直線であるべきかなどの知識がないのですが、新幹線と同等のRがついたカーブが可能ならば、私は現在の中央卸売市場のところにリニアの新甲府駅を建設してほしいなと思います。

まず、山梨県の主要国道であるR20(甲府バイパス)に隣接しており交通のアクセスが容易である点、また身延線も中央卸売市場脇を通っており現在のJR身延線を使って甲府駅へ15分以内のアクセスが可能になる点、また甲府駅から南に伸びるR358(平和通り)とも近く、各種イベントが開かれるアイメッセ山梨や小瀬スポーツ公園にも近い点、R20には近くに甲府昭和ICがあり高速道路アクセスもよい点、国母工業団地(昭和)を始めとしビジネスパーク(玉穂)までの工業エリアに近い点、これらエリアが山梨環状道路の内側にあり、最近規模の縮小が続く甲府市中心部からも15分、快速などの導入では10分を切ることも可能?だと思われ、近隣の昭和竜王玉穂田富などの広いエリアにも交通網や鉄道網からメリットが見込めます。

もちろん、R20の交通渋滞やJR身延線の複線化など必要となってくる対策やインフラ整備は出てきますが、東花輪ぐらいまで複線化および快速化が図られると鉄道の利便性も大きく増すように思いますし、そのことで甲府駅周辺へのビジネス化が進めばそれに伴い飲食などを始め活性が上がるのではないかと思っています。

JR東海が国を頼らない形での整備を発表したことで、民間企業の事業として以前よりは政治の影響を受けなくなったとは思いますが、この事業がただの土建屋さんへのばら撒き公共事業とならぬよう、多くの意見を取り入れながら県の将来を左右するということを念頭におきながら進めてほしいと思います。

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