2013年3月21日木曜日

走るリニアが見える場所

現在のリニア実験線は実験終了後そのままリニア新幹線の本ルートとして運用されることが決まっています。

実際リニアの窓からはほとんど景色が見えない(外でもトンネル状に覆いみせない)という噂もあるので、実際に運用した際に見えるかはわかりませんが、車窓からの時速500kmオーバーの速さもさることながら、外から走っているリニアを見たくもあるものです。

鉄道マニアでもない私がそうなのですから、鉄道マニアの中でも写真におさめたい撮り鉄と呼ばれる人たちにとってはかなりのものでしょうね。

実際のルートにおいて富士山とリニアモーターカーを写真に収められるポイントがどこになるのか全容はわかりませんが、東海道新幹線のように静岡県の富士山の南を通るわけではなく、山梨県内の山に囲まれた甲府盆地の南端を通るということからも、そんな絶好なポイントはそれほど多くはないのではないかと思っています。

この写真、どちらも小さいですが富士山とリニア実験線をフレームに収めてはいます。




しかしながら拡大してもらうとわかるのですが、
右の写真のようにリニア実験線の高架には覆いが被されており残念ながら走っていたとしてもその姿をうかがい知ることはできません。

JR東海も全てを覆うわけはないと思うのですが、あまりにもその姿を外部からみることができないとなると少々残念な気がします。
今のところ、都留市にある山梨県立リニア見学センター手前にはアーチは掛かっておりません。

現在は試験走行を行なっておりませんが、行なっていたときにはセンターで走り抜けるリニアをみることが出来ましたので、少なくとも実験の間この区間では外から走るリニアの姿をみることができそうです。

2013年3月12日火曜日

新しくなった甲府駅北口を歩く

久しぶりに甲府駅北口を歩きました。

いま山梨では国民文化祭なるものが行われており、甲府駅周辺を中心に各地で様々な催しが行われているようです。

私はこの国民文化祭というイベントを山梨で行うというニュースで初めて知ったわけですが、他の県の方々はどうなんでしょう。

皆さんあまり知らないという状態であれば、これ目当てに来る人というのも限られるので地元の人向けのイベントなんだろうか?などと少し考えてしまいましたが。



名前からしても国体の文化部門みたいな感じでしょうかね。

そう考えれば地元の人向けのお祭りということで納得も。

でもって広場でなにやらキャンプファイヤーの組み木のようなものを作っています。

実際に何をやるものなのかこれまたわかりませんが、あれに火をつけたらすごいキャンプファイヤーになるなあとか、ちょっとシシケバブみたいだなと言ったことを思ってしまいました。




そして県立図書館前。

綺麗になりましたねぇ。
図書館にも学生を中心に大勢の人がきておりました。

ただ家に帰ってきて思ったのですが、意図的にそういうカットを撮ったわけでもないのにほとんど人が映り込んでいませんね。少し寂しさを感じますが。

甲府駅には想像したよりは多くの人がおりましたが、国民文化祭のイベントで改札口前でライブイベントを行なっていた、つまりそんなことが出来てしまうぐらいですから、まあ混んでいないということになりましょうか。

山梨県は自動車社会で、電車にはほとんど乗らないという方も少なくありません。

そのような方は、駐車場などが面倒な駅周辺にはあまり行かないかと思いますが、せっかく綺麗になったのでこの機会に甲府駅周辺をぶらぶらしてみてはどうでしょうか。

2013年3月11日月曜日

八代ふるさと公園からの山梨リニア実験線工事の様子 その2

先日八代ふるさと公園に行く機会がありましたので実験線の様子を見て来ました。

現在、実験線は境川町まで建設が進んでいます。

今回の工区ではそこまでとなり、ここまでの実験線での新たな走行実験を行なっていく形のようです。



この区間は東から沢を越えて八代ふるさと公園にぶつかり公園の下をトンネルとして通過します。

橋の中央部付近はアーチが掛かっておりませんので今は見ることができますが、おそらくアーチが掛かってしまうのではないでしょうか。

殆どの区間が覆われてしまうとの記事を見た気がします。

また、昨今の撮り鉄(電車を撮るのが好きな鉄道マニア)の行動を見ると、このような形になっていたらアーチの上を進み軌道が見えるところから撮影を試みようとすることが容易に想像出来ます。

個人的にはどこかからリニアの走る姿が見られればいいなあとは思っています。

運用なり試験走行なりを始めてくれないとアーチの判断は付きませんがどこか見えるところがあればまたお知らせしたいなと思います。

2013年2月15日金曜日

兜山から深草観音経由で大蔵経寺山へ

兜山駐車場からで兜山に登り岩堂峠の深草観音を経由して大蔵経寺山を縦走し
スタート地点の兜山駐車場へ戻ってくるコース。

昨年私が山登りにハマり始めたものの、まだ冬の時期だったため
山梨百名山の中でも雪のない山へ登りたいと思い歩いたコースです。

この兜山と大蔵経寺山、あと岩堂峠から1時間ほどのところにある要害山については
どれも標高1000m前後の山でありまして、岩堂峠や谷間など所々雪が残りやすい地点というのはどうしてもあるものの山梨百名山の中では比較的雪を気にせず登ることが出来る山なので今年もこのコースを歩いて来ました。

同じ山を同じコースで歩くのは初めてかもしれません。

山登りをしていても、装備や実力、好き嫌いの面で冬山に登らないという方も
いるかと思いますので、冬のこの時期にはどうしても登れる山が限られてしまう
なんて方もいるかと思います。また、興味はあるけどそのうちねという方もいるでしょう。
私はそんな感じでおいおい装備を揃えてやってみようかなといった感じです。


なので気にしたことがなかったのですが、雪山にはアイゼンというものが必要だということはもちろん知っていました。


しかしなぜかかなり高い道具であるというイメージでおりまして、最近になって山歩きを始めた友人が持っていたので聞いた所、私が思っていたよりもゼロがひとつ少ない(大げさ)ぐらいの値段だったので、それならば用意して雪山へいってみてもいいかもなんて思うようになり始めました。

ちなみに私が歩いた際も岩堂峠付近には雪がありました。昨年も残っていた記憶があります。
雪山に登らなくても、山頂はどうなっているのかわかりませんから
転ばぬ先の杖としてアイゼンなどを用意しておくのが望ましいのでしょうね。5月ぐらいまでは2000m付近の山まで雪がありますしね。

今回のコースはこのようになります。

中心から見て北東方向にある兜山山頂の真南の川沿いに駐車場があります。
全部で7.8台は置けると思います。
しかしながら兜山では岩登りをやる方も増えているようで、駐車場から20分程のところに10名弱の方々がおりました。
それもあってか帰りには駐車場はいっぱいでしたので、駐車キャパにご注意下さい。


兜山自体は1時間ちょっとで登れる山で、山頂から数分のところにある展望台からは甲府盆地が一望出来ます。

きっと桃の花の咲く時期にきたら良かっただろうなと。
まあ甲府盆地の周辺には山があるわけですから、今年は甲府盆地を眺められる山から桃の花を眺めたいなと。

駐車場にもコース図がありますが、兜山へは岩場のコースとそうでないコースがあります。

過去に鎖場などを歩いたことがある方は岩場コースで問題ないかと思います。


やったことはないけど興味があるのでやってみたいという方にもちょうどいいかなと思えます。
まあ、苦手という方には他のコースもありますのでご安心をということです。

基本的にこのコースは標識も多いので歩きやすいです。
また深草観音のような岩窟は他の山ではめったに見られませんし、大蔵経寺山の尾根歩きも眼下に甲府盆地を眺めることができます。

ただ岩堂峠から大蔵経寺山へ向かう際、八人山からの尾根と合流するまでの区間において、地形図には谷間に兜山駐車場方面への登山道が2本記されていますがこれらは見当たりません。
おそらく廃道となってしまったと思われます。

また、尾根歩きを示す登山道が地図には記されていますが、実際は尾根の少し下を巻くように歩きますので、地形図を元に計画されたり歩かれる方はその点ご注意頂ければと思います。

電車の方は春日居温泉駅から兜山に登り、大蔵経寺山を石和温泉駅に下ればいいのですが
お車の方は、兜山駐車場に車があるのでそこまで戻らなくてはなりません。
兜山駐車場へは大蔵経寺山からは長谷寺方面に下るのですが、長谷寺の先は舗装の登りとなりますので角度が急であったり舗装だったりということで足への負担もありますから、皆さんにおすすめできるわけではありません。

今回のコース、総距離は18km程でした。
大蔵経寺山も回るとなるとどうしてもボリュームが出てしまいますので、深草観音から岩堂峠を戻り、川沿いの林道を歩き駐車場に戻るコースでもいいかと思います。

2013年2月13日水曜日

山梨百名山最南端の山、高ドッキョウ・貫ヶ岳

山梨百名山において最も南に位置し、静岡県との県境でもある高ドッキョウに登りました。

最南ということもあり、甲府からは最も遠いかもしれません。
国道52号線沿いでたけのこの大きなモニュメントでも有名な道の駅とみざわから西に入っていくわけですが、そこからもかなり時間が掛かります。

また、途中からは中部横断道の工事もありそれでなくても道はあまり良くありません。
平日だとここにさらに工事車両が加わるのかもしれません。


コースはこのようになります。

樽峠の山梨側登山口から登り、まずは樽峠を目指します。
そこからまずは高ドッキョウ(西:左側)へ登り、樽峠まで折り返してきたのち
貫ヶ岳へ向かいます。

なぜなら高ドッキョウの方があまり眺望もなくかつ標高が高いので
貫ヶ岳の後にしてしまうと樽峠まで戻ってきた際に気持ちがなえるかなと思ったからです。

0830 樽峠登山口発
7時前に出ましたがさすがに山梨百名山最南端となると甲府からだと1時間半程掛かってしまいました。
最後のトイレや買い物は道の駅みとみで済ますと良いでしょう。

0901 樽峠着
看板には40分とあったきがしましたが30分ほどで樽峠に到着です。

0905 樽峠発(高ドッキョウへ向けて)
少し休んだのち高ドッキョウに向けて歩き始めます。
山歩きの最中はまめに休憩を取り飲食をするほうがいいでしょう。
正直私はあまり飲み食いをしないのですがすることで疲れ方が全然違います。

ただカロリーメイト的な食べ物は口の中の水分を奪いますし、呼吸が辛いと飴などを舐めると
リズムが狂ってしまうときがあります。
そのような時のためにゼリー飲料を持って行くといいかと思います。
ただゼリー飲料にもエネルギーチャージのものと、ビタミンを補うものやカロリーオフでダイエット時の空腹感を紛らわす為の物に分けられますのでそこを間違えずに購入しましょう。


高ドッキョウは正直いってそれ程眺望がよくありません。
写真は途中から見えた富士山ですが、枝に葉のないこの時期なので見えますが葉が茂ってしまうと
見える地点でも隠れてしまうでしょう。また、GWを過ぎるとヒルが出るようです。
なので私もこの時期に訪れたわけですが。

1028 高ドッキョウ山頂着
1時間30分弱で高ドッキョウに到着です。樽峠には2時間と表記されておりました。

1038 高ドッキョウ発
高ドッキョウを下ります。

1135 樽峠着
復路は1時間弱で樽峠まで戻って来ました。
GPS計測でも高ドッキョウ樽峠間の距離は2.8kになりますのでいいペースですね。
まあ道は遊歩道と言っていいほどの道です。
途中高ドッキョウの頂上手前付近にうっすら雪が残っており足元が緩かったです。

1141 樽峠発
私にとってはここからがクセモノでした。
この先には丸太の階段があります。膝に負担がかかるのでもうゆっくり登りました。
また昼食時間になったこともありエネルギー不足も感じました。
こういうときにゼリー飲料があると水を飲む感覚でエネルギーを補充できます。
持って行って使わなくてもすぐに駄目になるものでもありませんので用意しておくべきでしょう。
あと階段になると欲しいのはポールですね。登りながらポール買おっかなぁとずっと思ってました。
ただ、帰ってきてみたら喉元過ぎればなんですが(ポールに頼りたくない派)


1225 平治の段着 昼食
ちょうど分岐点で食事にしましたが日当たりが悪くてとても寒かったです。
また、寒い中でカップ麺を作ったわけですが、
寒いので
・多少硬くてもすぐに食べたい。
・沸騰したお湯もすぐに冷める。
故に硬い。消化が悪い。
というのに加え、食後すぐに出発したのもあり貫ヶ岳の往復では胃がもたれて調子悪かったです。

1250 平治の段発

食べ終わって貫ヶ岳にむけて歩いて見てわかったのですが、ここから1分もいくと展望台があり
天気が良ければ日当たりと富士山を望むことができます。

写真に映る手前の木はなにかわかりませんが蕾が見えますね。





1346 貫ヶ岳着
貫ヶ岳の山頂もそれ程眺望がいいわけではありません。
途中いくつかある展望台で天気が良ければ富士山がみえるのでそちらで楽しみましょう。

1355 貫ヶ岳発
1452 平治の段通過
帰りももちろんマルタ会談丸太階段があります。
もうゆっくりゆっくりです。
ちなみにこの階段、丸太の向こう側の平らになるべき部分にしっかり土が入っていないので
とても歩きにくい。おれは階段登りに山に来たんじゃないとブツブツ文句言いながら歩きます。

1515 樽峠着
ここまでくるともうすぐです。
下山後コーラを美味しく飲みたいが為に飲食を断ちます。
そいうことをやってるからダメなんですけど。

1518 樽峠発
1540 樽峠登山口着
GPS計測で16.6km。休憩を含む総歩行時間は7時間10分。
思っていたよりも疲労感のある山歩きでした。
もっと楽かなと思っていたのですが。

眺望があまり望めない点、甲府から距離がある点、この時期以外はヒルが出てしまう点など
ちょっと魅力に欠ける印象でした。
しかしながら、とりあえずとりあえず2山ゲットということでよしとします。

2013年1月25日金曜日

2013年の富士スバルライン マイカー規制は31日間


富士スバルライン、マイカー規制 今夏 最長の31日間に拡大 山梨


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000019-san-l19


先日、2013年の富士スバルラインのマイカー規制の内容がまとまりました。

ここ数年、登山人気の高まりも相まって富士山への登山者数は増加しており、また世界遺産への登録を目指しているということから、富士スバルラインのマイカー規制が2012年の15日間から2013年は31日間へと倍以上延長されることとなりました。

2013年の具体的な日程は
2013年 7月12日(金)~15日(月:祝)と26日(金)~28日(日)
8月2日(金)から25日(日)まで計31日間
ということです。

7月の中旬ぐらいまでは梅雨が明けないでしょうし、山開き期間中の休日はもちろん全部ですし、平日もほとんどが規制に掛かったということになりましょうか。

私は昨年、初めて富士山に登りましたが、梅雨明け後すぐの平日昼間に登ったこともあり登山道が渋滞して思い通りに登れないというような混雑はしておりませんでした(もちろん他の山に比べたら半端無く混んでいます)。

なので富士スバルラインについても混雑していたということはなかったわけですが(友人談)、梅雨明け後の休日などでは数時間駐車場待ちをすることも少なくないとは聞いています。

また、ここ数年言われている入山料についても山梨・静岡両県での検討となったことでいよいよ現実味を帯びて参りましたが、実際これをどこで徴収するんだろうと気になったりします。

あと入山料で問題になっているのは、富士山の頂上は浅間大社になっていることもあるので色々難しいということを聞いたこともあります。

富士山については世界遺産への登録を控えていることもあり、いろいろな決まり事が出来てくるかもしれませんのでまたわかりましたらお伝えしていこうと思います。

2013年1月15日火曜日

2013年の山始めは身延山

2013年、山始めは身延山(1,153m)に登りました。

コースは、下図のように身延山久遠寺を出発して表参道(東側)を登って奥の院のある身延山頂上を目指すルートです。




当初は登頂後、裏参道を下って久遠寺に戻るつもりでしたが、車を2台用意することが出来たので
一台をスタート前に七面山登山口である羽衣に駐車し、久遠寺からそこを目指すこととしました。

昨年の4月にはここから七面山に登りましたが、このことによって身延山の修行道である久遠寺から七面山の敬慎院までつながることになります。

今回は4人のパーティーです。

09:32 身延山久遠寺(身延山大学)スタート
車を七面山登山口に置いてきたりといった作業が発生しましたので、
08:30スタートの予定が遅れに遅れ9:30過ぎでした。
気温はわかりませんが身延町切石のデータからみて、
多分このときはまだ氷点下だったと思います。



10:15 三光堂にて休憩
ちょうど休憩所が設けてありましたのでこちらで5分ほど休憩しました。
自動販売機も設置されていましたが、まだ運用を開始していませんでした。
暖かくなってきたら水分消費も増えますので助かるのではないでしょうか。
頂上にはロープウェイの駅や売店があるので重い飲料を持たずに登ることもできましょうか。
ただ何があるかわからないので私は1泊できるぐらいは持って行きます。
しかしそのおかげで体力を消費して怪我をしては本末転倒ですが、
この持っていく飲食物のバランスは難しいところです。

10:55 法明坊にて休憩
少し早いですがここでも5分ほど休憩を取りました。
こちらでは白装束のご夫婦が休憩されていましたが、
登りで出会ったのはこのご夫婦のみだったと思います。
下りではお二人?程すれ違い挨拶したと思います。

11:16 頂上(付近)到着

身延山のロープウェイ駅周辺に到着です。
1時間45分程ですね。
ちなみに休憩中に出会ったご夫婦によると身延山で修行しているお坊さん?は
下から上まで1時間で登るとか。そのまま七面山までいくらしいです。
確かに七面山に登った際にはトレラン以上?の速さで駆け下りてくるお坊さんに出会いましたね。
お寺なので肉などはありませんが、頂上には売店もありだんごや丼物などが食べられます。
頂上から富士山を眺めたり休憩などを30分程。








11:45 頂上を感井坊(裏参道・七面山方面)へ向け出発
30分ほど頂上に滞在し、軽く食事などを行い七面山登山口に向け山を下ります。

12:07 感井坊通過
ここまでは裏参道の方から車も来れるようで工事関係の車が来ておりました。
久遠寺方面に降りる場合、ここが分岐点となります。
当初はここで昼食をと思っておりましたが、あまり日当たりがなく寒いので
日の当たるところまで歩みを進めます。


12:17 昼食
ここまで林道上ですが落石した箇所も多く山の北側斜面を歩いているのもあり
日当たりもなく凍結箇所も多くありました。
途中で日が当たり落石の心配も少なそうなところがありましたので林道上でお昼としました。

12:45 出発
基本林道のような所なので歩きやすいですが、落石などが多く見受けられました。

また、途中では道路ごと崩落して代替道が作られているところもありました。

この辺りなど、身延町や早川町は糸魚川静岡構造線に近いのもあり落石や崩落は非常に多いです。

付近の林道や県道なども頻繁に落石や崩落などで通行止めになります。

この日も朝には奈良田方面で崩落があり集落が孤立していました。








13:50 赤沢宿通過
古き良き面影を残す赤沢宿です。

今では身延山から七面山へ抜ける人も減ってしまったので宿場町としては機能していませんが、それでも旅館が1つと週末のみ営業する蕎麦屋が1つあります。

蕎麦屋も気になっていたのですが、2月中旬から営業を再開しますとの貼り紙がありました。

しかしここはとても静かな集落です。
ただ集落でも川に近い下の方はまだ14時だというのにもう日が影っていました。




14:32 七面山登山口到着
その後は春木川の東側の道をひたすら進み白糸の滝を経てゴールです。
全行程で15.2km(GPSによる計測)5時間ほどの山歩きでした。

身延山はほとんどの箇所が山道というより林道を歩くような形になりますので
登山という感じとはちょっと違うかもしれませんが、我々が通った七面山へのコースは
過去に多くの修行者が通ったということもあり、また歴史を感じながら
普段の山歩きとは違った雰囲気を楽しむのがいいと思います。

山梨県でも南にある山はあまり温かくなると最近ではヒルが出たりもしますし
雪を避けた山登りをしたい場合には1000m前後の山を選びたいので
GW前までは山梨県でも南のほうの山を中心に登っていこうと思っています。


2012年12月4日火曜日

師走の山登りは今回もやはり富士山目当てで鬼ヶ岳・王岳

chizroid_map (1)
ここ最近はどうしても空気が冷えてきて富士山が綺麗に見えるということもあって、富士山周辺の山に登っています。

今回は以前の毛無山~十二ヶ岳~節刀ヶ岳~鬼ヶ岳の際に根場に下山したときのコースを逆に登り、鬼ヶ岳を経由して王岳を目指します。
上記が今回のコースになります。


当日は友人と二人で登ったのですが、なんとトレッキングシューズを家に忘れてきたことに気が付きました。装備ができていない時には勇気を持って撤退する。案外そいうことはできないものですね。結局スニーカーで山に登りましたが、靴底は薄く常に足つぼマッサージを受けているような感じでしたし、鬼ヶ岳山頂では雪もあったりしてぬかるんでいるところも多く、滑ったり軽く足を捻ったりしました。

私の履くトレッキングシューズは、初めて山に登るとき、とりあえずで購入した数千円の安物ですが、こんなものでもスニーカーなどとは雲泥の差があります。
それが壊れたら次はもっといいやつを購入しようなどと思っていますが、いいやつを履いたことがないからか壊れる前に履き替えたいと思うほどではなかったりします。

個人的には、くるぶしまで隠れてそれなりの防水性能があり、そこそこ靴底が堅ければOKかなといった感じです。


地図画像
当日は08時07分に西湖湖畔駐車場(根場)を出発しました。

場所は右側のピンのところになります。

なお、いやしの里根場の駐車場も以前は有料でしたが無料となりましたし、なにより広いのでおすすめです。

左側のピンの位置がそうです。

今回のルートですと丁度いやしの里の駐車場のところに川沿いに下りてきます。




いつもに比べたら靴が運動靴であるのと友人と一緒なのとで遅いペースです。
それでも雪頭ヶ岳には09時57分到着です。

しかしながらあまりお天気が良くなく富士山は雲の中。雪頭ヶ岳頂上付近から鬼ヶ岳頂上付近は雪舞う状態でした。

しかし、この辺の木々の枝には雪が凍りついていて、これはこれで幻想的な感じでした。

クリスマスツリーみたいな感じでしょうか。




10時10分鬼ヶ岳頂上着

10時18分 鬼ヶ岳頂上出発

鬼ヶ岳から王岳までは尾根伝いに行くわけですが、雪が降った影響もあり所々足元がよくありませんでした。

最も普段の靴ならばほとんど気にならなかったのでしょうが、スニーカーに泥が付いて石の上を歩くとなると話は別です。ただし、たった一度しか滑らなかったとしても手をついて骨を折ることもありますから気をつけなくてはいけませんね。

11時00分鍵掛峠着
鍵掛峠手前でも一度休憩して富士山待ちをしたのですが、雲が切れそうで切れず富士山を望むことはできませんでしたが、ここでも依然富士山は見えません。

途中眺めのいいところもあるので天気が良ければ結構いい感じで見えそうだったりもするのですがお天気ばかりはどうなるものでもありません。

このあと、隠れた石に気が付かずに足を滑らせた際に軽く足を捻りペースが落ちました。食後には気にならない程度でしたが、靴は一番大事だなと思い知らされまくりです。

これが最後だといいながらいくつも登ったり下ったりして12時05分王岳頂上に到着です。

鬼ヶ岳からは徐々に回復傾向にあった空模様ですが、到着した頃には不穏な雲もかかりつつありました。富士山も6合目より上辺りは雲に覆われたままです。

ここで昼食としますが、食事中にもみるみるうちに黒い雲が出てきます。

この日は甲府盆地などでも同じ時間に結構強い風が吹いたようですが、王岳山頂も同様でした。気温はさらに低いわけですから寒かったです。カップ麺とコーヒーが体を温めてくれました。

食事を終える頃になると日も出始め、富士山の雲もどんどん消えていきます。もう少し待てばと結局1時間ほど頂上に滞在しました。いつもより歩みが遅かったことで結果として山頂で良い感じの富士山を見ることができたのかもしれません。



13時15分 王岳頂上出発
ここからは南へ尾根伝いに下るのですが、頂上からは1分もしないところでまず三方分山と根場方向との分岐が現れます。これについては看板もわかりやすく問題無いと思うのですが、その後根場方面へ降りるのであればさらに分岐する必要があります。頂上からは距離にして300m程、7分から10分程の場所だと思います。多少道が緩やかになったかなと感じたら東(左)に根場方面へのコースがあると思いだして下さい。そのまま下りることもできるようですが、野鳥公園の方へ下りてしまうようです。我々も危うく通り過ぎそうになりました。

14時13分 再湖畔駐車場着
ひとりの時ほどではありませんが、下りは小走りしたりもしながら下りてきましたので1時間弱で駐車場まで下りてきました。
帰りに付近の道路にある温度計を見ると2度や3度といった表示。山頂は何度だったんでしょう。思っていたよりもずっと寒くて氷点下だったかもしれないねと話しましたが、なかなか珍しい樹氷?のような風景やしっかりと富士山を眺めることができたので今回も満足のいく山登りができました。
しかしながら、トレッキングシューズを忘れるというミスを犯しました。不便を感じながらも今回は山を下りることができましたが、重大な危険はこのように気が緩み装備に不足が出た際に起きてしまうのかもしれません。今後はこのようなことの無いよう物心両面の準備を整えて楽しまなくてはいけないと思いました。

2012年11月18日日曜日

紅葉終わりかけの昇仙峡、羅漢寺山(弥三郎岳)へ

紅葉も終わり気味ではありますが、山梨の紅葉で有名な昇仙峡のある羅漢寺山へ登って来ました。

今回は6人グループでの登山で、獅子平からのピストンになります。獅子平の駐車場からの登山ルートは羅漢寺山の西からのアプローチになります。
当初私は羅漢寺山に登る際には南側の遊歩道(馬車道)側から登ろうかなあと思っていましたが、グループで企画者ではなかったこともあり獅子平となったわけですが、こちらからのルートもいくつか脇道にそれると眺望の良いスポットがあり、飽きること無く歩くことができました。

獅子平の駐車場は下記の場所になります。案外訪れて頂く方の中には登山の際の駐車場をお探しの方も多くいらっしゃるようですので極力載せていきたいと思います。
地図画像

chizroid_map
本日のルートです。
距離:11.0km
時間:05:02(休憩含む)


7:15 獅子平駐車場出発
今日は単独ではなくグループですし企画もしていないので早いスタートです。

天気がよく日差しが森の中の登山コースにも入り込んでくるので綺麗ではありますが、紅葉という意味では終わりかけです。前日に雨が降ったのもあり落ちてしまった葉も多いのではないかと思います。

ただその割に道が濡れているようなこともなかったです。


途中のとこ(名前を忘れました)からの富士山パノラマ写真。


9:10 ロープウェイパノラマ台駅到着
途中いくつか眺めのいいところに寄りながらきました。それでも2時間弱で到着です。
標高差は500m前後ですね。
ここに到着すると多くの方はロープウェイで登ってきますのでこの時期は特に大勢の人がいました。
ここでは食事もできますしトイレもあります。
山梨百名山の標識はここにありますので山梨百名山巡りをしていて写真に収めている方は注意が必要です。売店の正面にあるテーブルのフェンスのところにあります。

9:42 羅漢寺山山頂着
500mほど東へ進むと羅漢寺山の山頂になります。
この日はかなり風が強く岩の際まで行くとかなり危険が危なく怖い恐怖なとこがありました。ここでコーシー飲んだりしてまったりします。
実はここからもう少し進むとさらに突端みたいなところへ行く事ができます。

10:55 ロープウェイパノラマ台駅より下山

きた道を下ります。

空が青いので枯れ気味の山でも結構綺麗でした。
ただ風が強く、きっと午後のほうがさらに強く風が吹いたと思いますので風対策(アイウェアや防寒)などを整えるのが重要かと思います。













12:15 獅子平駐車場着
休憩も長かったのですがそれでも往復5時間ぐらいでした。
途中食事はしていません。下山してから食べました。

私は山に入るときには日帰りでも常に1泊分の水とカップ麺とゼリー系チャージものを持っていき、食事は食事で持参します。今回も同様です。趣味で迷惑を掛けないようにし、余裕がルートかなと思えるような時でもいつもと同じように準備をしなくてはいけないかと思います。

準備という意味では、今回初めて山に登るメンバーもいたのですがグローブを持ってきていませんでした。
寒くなってくると特にそうですが、末端である手や足の防寒はとても重要になってきます。
また、山は滑ることや折れた枝や棘のある植物もありますので、手をしっかり守ることはとても重要です。
手を怪我することは、その後の歩きにも影響を与えます。
また、手が寒いだけで体はとても冷えます。

最低でも軍手、可能ならば登山やトレッキング用のグローブを着用して登るようにして下さい。

2012年11月13日火曜日

富士山と紅葉


2012年、この秋の富士山の様子です。

この時期になってくると空気も冷えてきて晴れた日には山がくっきりと見えるのでついつい富士山に足を運んでしまいます。

これからもっと寒くなるわけですが、R52で富士宮方面へ向かったりと試行錯誤して富士山を見に寒い中ツーリングしたりもします。

この日、11月10日は河口湖では紅葉まつりが開催されており、朝早くから混雑しておりました。

紅葉も最盛期を迎えていましたし、この青空ですから混まないわけがありません。

これら2枚の写真は河口湖からの富士山の様子です。

上は桑崎、下は河口湖漁協のところからです。

この日は朝9時前には河口湖にいたのですが、若彦トンネルを通って来ましたが途中の気温が2度でした。2度まで下がると橋など場所によっては凍結することもありますので注意が必要です。

 この日は、河口湖の他に新倉浅間神社にも行ってきました。

前々から行きたいと思っていたのですがようやく行く事ができました。

鳥居と富士山です。
赤い鳥居よりもさらに赤く紅葉した木々と真っ青な空にそびえる白い雪をまとった富士山です。

最高です。

この神社は階段を登るとさらに上にも富士山のビュースポットがあります。



五重の塔と富士山です。
もう素晴らしいの一言です。

ここでコーヒータイムです。

贅沢の極みでした。
その瞬間、世界のどんな富豪よりも幸せな時を過ごしました。

富士山のおかわりは自由です。

ここもかなり有名にはなってしまいましたが、それでも朝10時頃は朝の散歩を楽しむ人と片手とちょっとぐらいの観光客といったところでした。


今年の夏、初めて富士山に登ったわけですがやはり富士山は離れて見るほうがいい山ですね(笑)

別に嫌いではないですし、気が向いたら来年も登ろうかなと思っておりますが(今度は5合目から)登ってしまうとこの景色を見ることはできませんからねぇ。

観光客は夏に多く訪れますが、冬の富士山のほうがずっと好きです。
バイクで寒い中富士山を見に行き、温かいコーヒーを飲んだり吉田のうどんを食べたり。

価値観が多様化している昨今ではありますが、人を羨む気など起きないほどの贅沢な気持ちにさせてくれます。